能力家兄妹!
「な、なに…?!」

姫奈は思わず立ち上がった。

周りにいたお客さんたちもパニックになり始める。



「まさか、強盗とか?」



辰巳の言葉に、四人に緊張が走る。

ドクンと姫奈の胸がなった。



美帰は反射的に自分の銃、いやセルフバティを腰から取り出した。

弾を入れるとカシャっと音がして準備が整う。



「任せて、みんな外に出るよ」


美帰はそう言って立ち上がった。



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