能力家兄妹!
「雛月姫奈…全教科 598 / 600 アビリティーテスト 459 / 600……そうね、貴方の今のアビリティーでは仕事もまともにできないわ。ここには入れない」
柏崎さんは静かにそう言った。
姫奈は唇を噛んだ。
(ーーーわかってる…そんなの。)
姫奈がこの学校に入れたのは奇跡のようなもの。
姫奈は三人とは違う。
自分でもわかっていた。
その時、背筋が凍り付いたように嫌な予感が走った。
(ーーーなにこれ、まさか…)
「…………!!!!??」
姫奈は思わずポケットに入っている携帯型のセルフバティーを取り出すとそれを顔の前で構えた。