できちゃった結婚です!


暫くして新が来た。


それから送る、と言われて駅に向かって歩いている。



お互い、何も話さず。



これじゃ余計緊張しちゃうよ



何か喋って、新!



「あのさ」



わたしの願いが通じたのか新が振り返ってわたしを見る。


いつもならわたしも見つめ返すのに、そうすることが出来ないわたしは
視線を咄嗟に新の足元へと向けた。


黒くて、高そうな革靴。



「はっきり言ってあぁいうのは迷惑」



ずしり、と重たい言葉が胸に突き刺さった。


そ、そりゃあそうだ


分かってるけれど、その言葉は今のわたしにはとても重たく、鋭いナイフのようなもの。


「ごめん、なさい」



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