できちゃった結婚です!
そんなに遠くに行くわけでもないのに。
何だかとても寂しい気持ちになった。
駅に着いて切符を買い、改札を通ってホームに向かう。
この電車に乗って通うのもあと少し。
来た電車に乗ろうとしたその時だった。
携帯の着信が鳴っているのに気が付ついて、バッグから取り出す。
着信番号は表示されてないけれど何となく分かる。
これが女のカンってやつなんだろうか
「もしもし?」
「あの、お話があるんです」
やっぱり
という気持ちが大きかった。
新はきちんと話してくれてる、それは分かってる。
でもこういうのはきちんと話し合わないといけないのかもしれない。
女として、これからなる、新の妻として。
お腹に手をあてて彼女に返事をする。
「大丈夫です。今何処ですか?」
大丈夫だよ、ママは大丈夫。
きっと分かって貰うから。
場所と時間を指定して、電話を切った。