できちゃった結婚です!
店長に時間を貰って、わたしと新は近くのカフェに入った。
「店長さんに悪い事したな」
小学校の時はあんなに声が高かったのに。
いつの間にか大人になった、低い声にわたしは頷くことしかできない。
「具合悪いのか?」
「え?」
「言ってただろ?店長が。聞こえた」
「あぁ、うん」
いきなりきますか、その話が。
「何で電話に出ない?」
「えっと、ですね」
好きで出なかったわけではないし、だけどかけにくかったのも事実で..
色々言い訳を考えているとテーブルの上に1冊の本が置かれた。
「あ、これ」
「読みたいって言ってたろ、いつ貸そうかと思って連絡してたんだけど」
飲んでた最中に言ってた、わたしが読みたい本。