できちゃった結婚です!
今は絶版らしくて手に入らない昔の本を、新が持っていて。
「じゃあ今度貸してやるよ」
そう言ってたんだっけ。
「あ、ありがとう」
「何飲む?」
「えっと、あったかいお茶を」
「すみません」
いつの間にこんなに大きくなっちゃったんだろうな
手を挙げる仕草も、注文する時の声も大人で。
東京の街が似合うようになっちゃってさ。
「どうした?」
「あ、ううん何でもない。本、ありがとね」