できちゃった結婚です!



東京までの帰り路、驚くくらいわたし達の会話はなく。


あっという間に東京に着いてしまった。
さっきまで雪国にいたとは考えられないくらい賑やかな景色が
視界に広がる。


そっか今はクリスマスイルミネーションがやってるんだっけ。




新はわたしの最寄り駅まで送ってくれた。


駅に着いてこれからどうしようかと悩んでいると、
新が口を開いた。



「こんな時に申し訳ないんだけど。明日から仕事で忙しくなる」



そうだよね、新だって本当は今日忙しいのに休みをとってくれたんだ。

だから仕方ない、分かってるのに。


何でだろう、急に寂しい気持ちになって。


「分かった。また連絡して」


でもわたしの気持ちを悟られたくなくて、新の顔を見ずに家まで歩いた。





< 52 / 177 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop