できちゃった結婚です!


諦めるな、そう言ってくれた新。

わたしだってその言葉を信じたい。

だけど


この子は待ってはくれない。

わたしも不安だよ






仕事終わりに愁子と会うため、待ち合わせのイタリアンレストランに向かう。

食べる事自体本当はしんどいけれど。

愁子に話を聞いてもらいたい方が大きくて。


店に入ると既に席についていた彼女が手を振って居場所を伝えてくれる。

「ごめん、遅くなった!」


「ううん、大丈夫。仕方ないよ杏のとこは忙しいんだから」
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