この恋、成就率30%
「つーか、流すならよぉ、
もっとかわいい子との噂でも…」
「…は?
相手が葉月じゃ不服ってか、このゼータク野郎」
「わ、ちょ、バカ! キレんなって!!
じょ、冗談だよ、冗談!」
葉月との噂なら、
おれだって流されてぇよ
「つーか、確認しとくけど…
お前、ほんっとーに葉月のこと好きじゃねぇのか?」
「だから、好きじゃねぇよ!
おれは、常日頃この憐れな幼馴染が幸せになれることを祈ってだなぁ…」
「…にしては、葉月と仲良すぎだろ」
「いや、普通にクラスメイトだろ
別におれから からみにいくわけじゃ…」
「ほぉー?
『葉月がおれに懐いてんだからしょうがねぇだろ』発言かよ」
「そんなん言ってねぇ!!」
・
・
・
…と、まぁ
そんなんを繰り返しながら
今に至ってるわけだけど…
「…う、りゅう!」
ハッと気づくと、
「おい、竜! あたってるぞ!」
やば!
そうだ、今 数学の授業中だった!