この恋、成就率30%




「あ、そうだ

葉月さ、どっか行きたいとこないの?」




竜の優しい口ぶりに、手をとめた




「え、でも竜が付き合ってほしい所あるから誘ってくれたんじゃないの?」


「…あー、そっか

んじゃ、無難に駅前の方とか回る?」


「うん、賛成」


「よし、決まり」






なんか、今の言い方に違和感を感じたけど…

まぁ、気にしないでおこう




その違和感よりも…





「わー、いいなぁ、あの子

竜くんと二人で帰ってる…」


「でも、あの子ってさ、ほら…」


「あ、知ってる!

竜くんと悠馬くんの幼馴染?」


「なーんだ、ただの幼馴染か

良かったぁ~」





…聞こえてマスヨ?




うぅ、周りの女子からの視線がイタイ…

ただでさえ、下校ピーク時間だし、人目も多いわけで




「おい、竜!

女子と二人で下校かよ、うらやましーな!」


「っるせーよ!」





竜は、違うクラスの友達にからかわれたりしてるし…


…迷惑、じゃないのかな





< 35 / 66 >

この作品をシェア

pagetop