この恋、成就率30%
「あ、そうだ
葉月さ、どっか行きたいとこないの?」
竜の優しい口ぶりに、手をとめた
「え、でも竜が付き合ってほしい所あるから誘ってくれたんじゃないの?」
「…あー、そっか
んじゃ、無難に駅前の方とか回る?」
「うん、賛成」
「よし、決まり」
なんか、今の言い方に違和感を感じたけど…
まぁ、気にしないでおこう
その違和感よりも…
「わー、いいなぁ、あの子
竜くんと二人で帰ってる…」
「でも、あの子ってさ、ほら…」
「あ、知ってる!
竜くんと悠馬くんの幼馴染?」
「なーんだ、ただの幼馴染か
良かったぁ~」
…聞こえてマスヨ?
うぅ、周りの女子からの視線がイタイ…
ただでさえ、下校ピーク時間だし、人目も多いわけで
「おい、竜!
女子と二人で下校かよ、うらやましーな!」
「っるせーよ!」
竜は、違うクラスの友達にからかわれたりしてるし…
…迷惑、じゃないのかな