この恋、成就率30%



「ゴメン、あいつらの言う事気にしなくていいから」


「うん、大丈夫

…あの、竜…ごめんね」



立ち止まって、しゃべる




「え、何が?」





きょとんとした顔で小首をかしげる竜


くそぅ、かわいいな





「わたしと一緒にいるせいで、からかわれちゃって…」





あれ、なんか今の発言は自意識過剰ぽかったかな

間違ってないよな、たぶん…



また落ち込みかけていると




「…よし、走るか」


「へ?」




な、なんで急に?




「とりあえず、走ってどっか近くのカフェにでも入ろう」


「どうして…」


「んで、人目気にしなくていいくらいになったら、

ゆっくり駅前の方行こう」




あ、そうか…


どうせ、今学校を出て駅前に行ったって、

そっちにも友達はたくさんいるだろうし…



また、からかわれるだけだから…

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