♥続・甘々な俺様とふたりきり♥


「まぁ引き受けたもんは仕方ない。
そういえば、美咲のいとこっていくつ?」



「今年で小3かな」 



「しょ、小学生か……」


小学生って聞いた途端、

輝の顔が酷いことになった。



「輝、もしかして子どもが苦手なの?」



「はぁ!?別に苦手じゃねぇしっ
俺様に苦手なものなんてねぇよ?!」



「……ふ~ん」


これはもう確信した。



「さっき言おうとしたの、
子どもが苦手ってことでしょ?」



「だから苦手じゃねぇよ。
ただ子どもとは距離置いてるっていうか……」



「それ、子どもが苦手っていう拒否反応でしょ」



「絶対違う」


どうしても自分に苦手なものがあるって認めたくないのね……。

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