♥続・甘々な俺様とふたりきり♥


「俺、石田拓海といいます」


中に入るなり、
自己紹介が始まった。



「あぁ、高橋輝です」



「俺、中学は輝先輩と一緒でした」



「まじかっ奇遇だな」


同中なんて少ないからな。



「由美もです」



「え、あの女も?」


それは意外だ……。


「俺、中学時代、
先輩と1度喋ってるんです」



「ほう。そりゃ喋ったことも
あるかもしれねぇけど、
残念ながら覚えてなくて……」



悪いな。

< 72 / 260 >

この作品をシェア

pagetop