新撰組は、私を変えた

池田屋事件

それからと言うもの屯所は、忙しそうだった。



時雨や獅鳳は何もしていない。
高みの見物人になっている。


時「俺達は、ここで役目が終わりか…」



獅「そんなことないんじゃない?ねぇちゃんはこれからも、やる事いっぱいじゃないか!」



時「いっぱいでもないよ…。それが終われば俺はいないさ…たぶんね」



時雨は悟った…いや、悟った訳では無い。


これからの未来を変えるならば、それと同等の事が起きると…














沖「時雨ちゃーん!獅鳳くーん!」


獅「ねぇちゃん。呼んでるよ…僕らも行こう」



時雨と獅鳳は、大声で呼んでいる沖田のもとに行った。
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