新撰組は、私を変えた
〜沖田side〜


沖「獅鳳くんがほとんど倒すから残ってないじゃん…」


そんなことを呟きながら奥に進んだ。


沖「僕にもあんな力あったらいいのになぁ…」


?「ありますよ?半分だけね…」


沖「誰だっ!」


杏「こんにちは、沖田さん。いや…兄さん」


目の前にいたのは、杏里だった。
でも…


沖「に、に、兄さん…?」


杏「えぇ、兄さんです。蜜姉さんから聞いてませんか?」


沖「なにも…」


何も言ってない。
何も聞いてない。


何も…












知らない…


沖「グアっ!!!」


杏「兄さん!そんなこと思ったらダメ!!何も制御…」


沖田の意識はそこで切れた…


杏「負の感情を思うと私たちの種族は、鬼の力を制御出来ないの…。完璧じゃないから…」



杏里はその言葉を、残し唯一救えるだろう時雨の元に行った_______________。


〜沖田side〜
< 133 / 139 >

この作品をシェア

pagetop