Not to memories
「でも君が求めている真実は、もうどこにもない。過去は忘れるべき。そしたら前に進めるよ。だから」

「忘れないよ。。。私は絶対忘れない。
大切な時間なの。私にとっては」


「今もそのせいで大切な時間失ってない?」

。。。

「。。。失ってるのかもしれない。
今まで何もしないで。。ただ時が過ぎるを待ってた。死ななくちゃ。死にたい。って。
自分は最低でいなくちゃいけない。
人がを傷つけても、何にも感じない。感じてはいけない。意味のない1日をただ過ごして。。

時間なんていらないって思った。
あの時で止まってくれてればいいって。
何度も思った。

でも違うって。いけないって。
逃げてるだけ。向き合わなきゃ進めない。
やっと。。。やっと思えたんです。

だから、お願い

お願いします。

私の知らないゆいを知りたい。
遅いってわかってます。
でも、ゆいを知りたい。」

「ふぅー。そー。でもごめん。今日は無理。
仕事だから。今から。」

「え?仕事?」

「あっいま良からぬこと思ったんじゃない?
この店。今から開くから」

店って??BAR?

「お酒飲むとこだから、ゆなちゃんはー入れらんない。だからまた。」

「待って。連絡先。」

「はいはい。ラインでい?心配しなくてもまた会うから。」

「まだあのマンション住んでるんですか?」

「うん。そっか。じゃあ今度マンションおいで。遅いから帰んな。こーこーせー」

あっ名前。。
お店に入っていってしまった。。。
ラインの名前は、すがちん。。。
菅原さん?菅さん?。。

ゆいの何かがしれそうだ。。
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