あなたの優しさが…

素直になれたら…


どんなに幸せか…




それでも、私は雅樹の所へ戻ることをためらった。



私が居たら迷惑をかけてしまう。



あ…


けど、ここにいたら

おばぁちゃんにも迷惑かけちゃう…



ここも、出て行かないと…


おばぁちゃんがいない今…


そう思ったら、急いで荷物をまとめた。

おばぁちゃんに置き手紙を書き


私は玄関のドアを開けて外へ出た。
< 122 / 130 >

この作品をシェア

pagetop