あなたの優しさが…
たくさん泣いた。

泣き止むと、雅樹から身体を離した。

「…もう大丈夫です…たくさん泣いて
子供みたいですね」

そう言いながら、雅樹を見た。

雅樹はフッと笑い

『風呂入れ』

バスルームであろうドアを指で指した。


「あ…はぃ!」

笑顔で返事をしてバスルームへ向かった


あ。着替えがないや…なんて
服を脱いでいると、紙袋が置いてあった。

中を確認すると、私サイズの下着と部屋着が入っていた。


助かるけど…いつの間に?
下着のサイズまで…エスパーかな?と
クスクス笑いながらお風呂に入った。

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