年下ワンコとオオカミ男~後悔しない、恋のために~
◇
ゆらゆら、体が揺れている。
なんだかあったかくて、なんだろうこの感じ、と思いながらゆっくり意識を取り戻して、大輔くんに抱きかかえられていることに気付く。
「あ、起こしちゃいました?」
少し身動きすると彼がすぐに気が付いて、私を見下ろして微笑む。私を抱えたまま合鍵を取り出して、私の部屋の玄関のドアを開けた。
いつの間に帰ってきてたんだろう。車の中で綾川さんと話しながら動かない車の列を眺めていた、その辺りから記憶がない。
大輔くんが私の下駄を脱がせる。慌てて降ろしてもらおうとするけれど、彼は笑いながらも離してくれなかった。
そのまま寝室まで運ばれて、丁寧にベッドの上に降ろされる。彼はそのまま私の足元に座ると、絆創膏を貼った指の間をそっと撫でた。
「痛かったですよね?」
「そうでもないよ、普通に歩けたし。途中から痛いのなんて忘れちゃってた」
ゆらゆら、体が揺れている。
なんだかあったかくて、なんだろうこの感じ、と思いながらゆっくり意識を取り戻して、大輔くんに抱きかかえられていることに気付く。
「あ、起こしちゃいました?」
少し身動きすると彼がすぐに気が付いて、私を見下ろして微笑む。私を抱えたまま合鍵を取り出して、私の部屋の玄関のドアを開けた。
いつの間に帰ってきてたんだろう。車の中で綾川さんと話しながら動かない車の列を眺めていた、その辺りから記憶がない。
大輔くんが私の下駄を脱がせる。慌てて降ろしてもらおうとするけれど、彼は笑いながらも離してくれなかった。
そのまま寝室まで運ばれて、丁寧にベッドの上に降ろされる。彼はそのまま私の足元に座ると、絆創膏を貼った指の間をそっと撫でた。
「痛かったですよね?」
「そうでもないよ、普通に歩けたし。途中から痛いのなんて忘れちゃってた」