世界の終止符僕の憂鬱

「どうしたの?どこか痛い?お父さんやお母さんは?」

もはや余裕もなく質問攻め
少女は泣きながら答えてくれようと頑張るが

「あっ…ねっ…っ…パプっ…とねっ……マっ…はねっ……」

パプっ?マっ?
…なにそれ?
ごめんわかんない…
日も暮れてきてるし…
…よし!!!

「よしごめん…ここ危ないから…僕の家に行こう!!!
そこで話聞くね!」

落ち着いてもらおう
うん…それがいい!

周りを警戒しながら少女を連れて家へと向かう

(僕…捕まんないよね?)

絵面的には社会的にあまりよろしくない
周りの状態がこうでなければ誘拐してるみたいだ
そうこうくだらない心配をしてるうちに家につく

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