すべてはあなたから教わりました。
いつものように歌い出す。
でも、ふとあの時を思い出した。


涼の家に行った時、
ギターを弾いてもらい、私はこの曲を歌った。
それが鮮明に思い出した時、
私は泣いてしまった。


「美雪…」
そっと遥香はギュッと抱きしめてくれた。


「ごめん…泣くつもりなんてなかったのに。」
「ううん。この曲、桜田くんと思い出のある曲なんでしょ?」
「うん…。」
「しょうがないよ。」
「うん…。」
「岡田くんに聞いてみる?」
「え…」
「本当は聞きたかったんでしょ?なんか知ってそうだったし。」


気づいてたんだ。



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