すべてはあなたから教わりました。
「美雪ー♡」
小走りしながら、遥香が走ってきた。


花柄のワンピで、ひまわりのヘアバンドを付けて来た。


さすが、遥香。
似合いすぎ。
しかも、男子共々が無我夢中。


「遅くなってごめんねっ。」
「今来たとこだから大丈夫だよ!」
「よかったー。行こう行こう♪」


まるで子どもだなー。



ルンルン気分の遥香と落ち着いた私の温度差は周りから見ると、親子みたいに見えるんだろうな。


映画館に着くと、
人だかりで目が眩みそうになった。

「美雪っ、早く早く~!」
さきさき行く遥香がこっちを見て、騒いでいた。

「待ってよーっ。」
私はそのテンションに乗って、
遥香の元に駆け付けた。


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