すべてはあなたから教わりました。
日曜の朝を迎えた。



ケータイを眺める。
ラインを確認するのがこわい。


「バカみたい・・・」



専門学校の体験行くの、嫌だな。





突然の電話。



なんだ・・・遥香か。



「どうしたの?」
「聞いて聞いて!王子様からデートに誘われたの♪」


えっ・・・。



桜田に・・・。





ズキッと痛んだ。





私のこと、好きだなんて。
そう思った自分がバカだったよ。




「よかったね!」
私はそれ以上に何て言ったらいいのかわからなかった。


「うん!それでね、何着て行ったらいいかなーと思って。」
「ワンピが似合ってると思うよ。」
「ワンピかー・・・王子様、どんなのが好きなのかな?」

桜田の好みなんて知らないよ。


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