すべてはあなたから教わりました。
桜田は優しく頭が撫でてくれて、ゆっくり休め。と言って出て行った。




ずっとドキドキした。
優しくてふんわり香る、桜田の匂いがまだ残っていた。




ゆっくり休めと言われても…
何も体調悪いことはないんだけどね。




桜田のことばかり考えてただけ。




放課後、こわいな。





何も知らない優。
来る前に言ってた方がいいよね。
遥香は知ってるのかな?
多分、桜田が呼んでくれるんだよね。



どうしよう…こわい。
じっとしてられない。




もう授業が始まる時間。
私は優にラインをした。



『放課後にうちの学校に来てくれるけど、大事な話があるの。』



送信を押すのを躊躇いながら、何とか送信出来た。



既読が付くのを待つけど、
読んだと思えば、どう思うのかなと想像するとこわくて仕方がない。


< 66 / 202 >

この作品をシェア

pagetop