すべてはあなたから教わりました。
そうして、靴に履き替えて校門まで来た時、遥香が来た。

「遥香。」

遥香はやつれた顔をしていた。
いつもの明るくてフワフワしたようなのとは真逆だった。


「美雪…。」
今にも泣きそうな顔で、私を見てきた。

何も声が出なかった。
何て言ったらいいのか、どうしたらいいのか分からなかった。

それから、優が来た。




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