ギャルがゲーマーやってちゃダメですか?

寝顔という名の凶器で私を殺しに掛かってくる和哉。凄まじい破壊力だ。

流石に時間も早いし寝ているところを起こすのは申し訳無い。かと言って一人で静かに待つのももどかしい。

少し距離をとってから再び部屋を見渡した。
...今、またこの部屋を片付けたら和哉は何を思うかな?
喜ぶ?余計なことすんなって怒る?
不安を抱えながらも、和哉の喜ぶ顔が見たい。そう思ってしまった。自分でも余計なお世話だと、鬱陶しいことだというのはわかってる。あくまでも片付けるのは食べ終わって空になった容器とタバコの吸い殻の処分だけ。物を勝手に動かす真似はしない。

頭より先に手が動いていた。



「ふぅ...ひとまずこんなもんかな。」

部屋の片付けも一段落して一息つく。他にすることもない。大人しく携帯をいじりながら和哉の目覚めを待つか。
しばらく暇をもて余していると、「んっ...」と私の背後から聞こえた。
振り返ると和哉が眠そうな顔で伸びをしながら起き上がっていた。

「あっ、和哉、おはよう。」

「んー? あー、水野? 来てたんだ。」

完全に寝ぼけてやがる。
ぼけーっとしてる寝起きの顔も何とも言えない可愛さ。
...くっそ!
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