千年の時空を越えて
緊急事態:陸Side
時空空間の波に乗ったのを確認した後、横になっていた。



しばらくしてうつらうつらしてると




ガンッと何かがタイムマシンに接触した音がした。


操縦席に戻り、前の光景を見て、唖然とした。


雪の乗っているタイムマシンから火が噴き出ていた。


すぐに、雪のタイムマシンに通信するも応答がない。


陸「雪!雪!」


何度、呼んでも応答がない。すると、雪を乗せたタイムマシンがフラフラ揺れて、ゆっくりと時空の大波に向かっていた。


陸「本部、応答願います!ST0025神島です。」


本部「こちら本部。どうされましたか?」


陸「ペアの乾の乗った、タイムマシンから火が上がってます!操縦不能、音信不能でシケの方に流されています!」


本部「パドリックだ。リク、雪はデッドラインを越えてしまっているか?」


陸「ギリギリです。今から、救出します!」


パド「気をつけろ!」


陸「了解。」


俺のタイムマシンが雪のタイムマシンに近づき、車体に補助ロープを引っかけようとしたとき、雪を乗せた、タイムマシンが時空の大波に飲まれて消えてしまった。



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