千年の時空を越えて
ボンっとタイムマシンの後ろから音がした。




雪「!?何事!?」





ビービービービービービービービーとけたたましく警報が鳴り響いた。


雪「え?何?」


私は、本をリュックにしまうと、急いで、操縦席に戻り、チェックした。


雪「何これ・・・。」


見ると、操縦パネルが光ったり消えたりしていた。急いで、旧式レバーを出そうとしたが、


雪「壊れてる・・・。整備したときは、壊れてなんかなかったのになんで?」





緊急時用の電源も切れて使えない。SOSボタンを押しても、通信出来ない。


そうこうしているうちに室内の電気が消えて、真っ暗になった。


窓の外を見ると、時空の波がうねりを上げてこちらに向かってきていた。


雪「まさか、今日ってシケ日!?確認したときは何もなかったのに!」



私は、リュックを背たらい、両方の肩に、薬ケースと通信タブの鞄を掛け、武器を装着。




ヘルメットを被って、思いっきり旧式レバーの根元を回すも、ビクともしない。



避難用のスペースに入り、体をかがめて、近くの柱に抱きついた。





そして、そのまま、私のタイムマシンは時空の大波に、飲まれてしまった。

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