千年の時空を越えて



ブブブ・・・。ブブブ・・・。



あ・・・。タブが・・・。




総司さんも気付いて、動きが止まり、見つめ合う。




雪「ごめんなさい。未来の・・・。」



すると、総司さんが、私の上から、降りた。





私は、タブを、握りしめて、外に出た。




え・・・?



これって・・・。




タブに浮き上がった文字。





任務だった。




1:高杉晋作に、船を購入させること。




2:会津と新選組と薩摩の関係を壊し、会津・新選組を倒幕派から佐幕派に戻すこと。




何これ・・・。



嘘でしょ・・・。





これは、確認しないといけないけど、もし、私が、歴史を戻すと、新選組は、最後のサムライと呼ばれる。




これは皆の死を意味している。




でも、このまま変えられた未来になれば、皆は、死なずに済むって事?



私は、久しぶりに、博士に連絡を取った。





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