千年の時空を越えて
着くと、総司が、グイグイと押してきた。あそこあそこと、指で布団を指している。


部屋の中を覗くと、確かに、床に、誰かいる。


二人で顔を見合わし、ゴクリと喉を鳴らして、布団に手をかけ、めくって中を覗いた。


「!!!!!っ!」


そこには、総司が言っていたとおりおいわさんがいた。


土「お、お、おいわさん!」

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