千年の時空を越えて
崩壊




隊は、江戸にある豪農の家に移動して、隊士を募集したり、訓練をしていた。




近藤さんは、また、大久保 大和と名前を変えた。





主には、鉄砲や、大砲などの使い方を、訓練していた。







そして、私達は、新政府軍の追っ手から逃げるため、下総に移動した。





確か、今日だ・・・。






総司「じゃあ、行こうか?」





雪「はい・・・。」





私達は、訓練に行く予定だった。




そう・・・。今日は、近藤さんが捕まる日・・・。そして、もう、会えない・・・。





私は、悩んでいた。




人生の全てが、近藤さんの為と、病を治してと泣いていた総司さんを思い出す。




私は、自然に、足が、止まった。




すると、それに、総司さんが気付いて、近寄ってきた。




総司「どうしたの?」




雪「私・・・。戻ります!」




総司「忘れ物?」



私は、今日が何の日なのか、総司さんに、説明した。





総司「何で、黙ってたんだよっっ!」




私達は、走って、戻ったが、宿にしていた長岡屋は、新政府軍がガサ入れをしていた。




ということは、板橋に連れて行かれた・・・。




雪「総司様!板橋へ行きましょう!」




総司「板橋?」




雪「はい!近藤様が、そこに連行されたはずです!」





私達は、板橋へ急いだ。



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