私の師匠は沖田総司です【下】

「あの、龍馬さんは怖がらせたと思ってるかもしれませんが、私……龍馬さんが怖いなんて一度も思ってませんから。むしろ、龍馬さんに触られて嬉しかったです。

……身体が震えてたのは事実だから、説得力はないかもしれないけど、これが私の本当の気持ちです」

戸を開けて廊下にでる。そして戸を閉めようとしたら

「ありがとう、おやすみ」

龍馬さんが私の方をみて少しだけ笑ってくれた。

「おやすみなさい」

部屋に戻って布団の中に入ったけど、しばらく身体が火照ってなかなか眠れなかった。
< 157 / 267 >

この作品をシェア

pagetop