ポーカーフェイス
タバコの火を消すと真離の左肩を抱き寄せて代表は寝室へと向かい、部屋に入ると今まで押さえ込んでいた欲望が溢れるかのようにベッドに真離を押し倒した。

そんな代表の首元に抱きつきながら真離は天井を見て軽く笑みを一瞬浮かべながら、事のなすがままに従った。

そんな真離の事など気がつきもせずに夢中で代表は真離を抱き、事を終えた後、しばらく横になりながら軽く真離を抱き寄せて小さな声で聞いた。

代表「…俺を裏切らないと約束できるか?」

そう聞く代表の胸に顔を埋めながら真離は聞き返す。

真離「掛かってきた電話がかずきって書いてあったから?」

そう軽く聞き返し、真離は笑う。
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