スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
「いや〜食べたな」
「次は仁が奢るって言ってたから、寂しくないよ」
「だよな。楽しみにするよ」
「うん。仁も高坂さんのその顔の痣をみたら、『高坂さんが悪い』って言うだろうね」
「予想は出来る」
ハンドルを握って運転する高坂さんは、ハハッて笑ってる。
「でも意外だな、仁が昔に高坂さんを殴ったの」
「5年前だけどね」
「もしかして、その痣もまた仁が?」
「いーや」
「ってことは女性?」
「それは秘密。でも今回も俺が悪いのは事実だし、相手がさ涙を流す姿を見るのは殴られるよりキツいな。それが“凄く大切な人”の場合は特に…」
車の走行音だけが聞こえ、車内が静かになる。
「俺を殴って相手がすっきりするなら、幾らでも痣を作っても良いよと言うね」
「かっこいい顔が台無しになっても?」
「ああ」
「好きなんだね、その“凄く大切な人”のこと」
「うん、好きだね。俺の勝手な都合で離れたのに、その後もずっと好きでさ…、笑っちゃうよな」
車内では何も音楽やラジオをかけてないから、高坂さんが何度も鼻を啜る音がよく聞こえる。
このままマンションに帰ったら1人だけどー…
「ねぇ高坂さん、今日、俺ん家に泊まらない?」
「泊まったら恋人に怒られない?」
「大丈夫。次は俺が泊まりに行く番になってるし、彼女は怒らないよ」
「良いなぁ。今度4人で水瀬ん家でお泊まり保育して、枕投げしようぜ」
「枕はないけど、クッションは人数分あるからやれるかも」
「マジで?誰が強いかな」
「姫川は手加減をしないと思うし、案外仁が隙をついてくるかも。お泊まり保育をやることはもう決定をしてるんでしょ?」
「バレた?」
さっきの静かさとは違って、会話が弾む。
「付き合いが長いし、分かるよ」
「ハッハッハ、だよな。……なぁ水瀬」
「ん〜?」
「俺、お前の性格にいつも助けられてるよ」
「そう?」
「ありがとな」
「どーいたしまして」
鼻を啜る音が聞こえ無いし、いつもの高坂さんぽい雰囲気だ。
「そうだ、1つ経験したけどさ」
「何を?」
「分厚い綴じファイルの角で殴られると、マジで痛い」
「うわぁ…、それは痛いよ」
「仁のように手で殴られる方がマシだと思った」
「俺の恋人も元彼の頬を手で思いっきり叩いてたし、ファイルはちゃんとした使用目的で使わないとね」
「だろ?お、マンションが見えてきた」
高坂さんがハンドルを左に切り時間指定の駐車場に車を停め、この日は男2人でのお泊まり保育を楽しみ、近い未来に行われる男4人のお泊まり保育の約束を楽しみにした。
「次は仁が奢るって言ってたから、寂しくないよ」
「だよな。楽しみにするよ」
「うん。仁も高坂さんのその顔の痣をみたら、『高坂さんが悪い』って言うだろうね」
「予想は出来る」
ハンドルを握って運転する高坂さんは、ハハッて笑ってる。
「でも意外だな、仁が昔に高坂さんを殴ったの」
「5年前だけどね」
「もしかして、その痣もまた仁が?」
「いーや」
「ってことは女性?」
「それは秘密。でも今回も俺が悪いのは事実だし、相手がさ涙を流す姿を見るのは殴られるよりキツいな。それが“凄く大切な人”の場合は特に…」
車の走行音だけが聞こえ、車内が静かになる。
「俺を殴って相手がすっきりするなら、幾らでも痣を作っても良いよと言うね」
「かっこいい顔が台無しになっても?」
「ああ」
「好きなんだね、その“凄く大切な人”のこと」
「うん、好きだね。俺の勝手な都合で離れたのに、その後もずっと好きでさ…、笑っちゃうよな」
車内では何も音楽やラジオをかけてないから、高坂さんが何度も鼻を啜る音がよく聞こえる。
このままマンションに帰ったら1人だけどー…
「ねぇ高坂さん、今日、俺ん家に泊まらない?」
「泊まったら恋人に怒られない?」
「大丈夫。次は俺が泊まりに行く番になってるし、彼女は怒らないよ」
「良いなぁ。今度4人で水瀬ん家でお泊まり保育して、枕投げしようぜ」
「枕はないけど、クッションは人数分あるからやれるかも」
「マジで?誰が強いかな」
「姫川は手加減をしないと思うし、案外仁が隙をついてくるかも。お泊まり保育をやることはもう決定をしてるんでしょ?」
「バレた?」
さっきの静かさとは違って、会話が弾む。
「付き合いが長いし、分かるよ」
「ハッハッハ、だよな。……なぁ水瀬」
「ん〜?」
「俺、お前の性格にいつも助けられてるよ」
「そう?」
「ありがとな」
「どーいたしまして」
鼻を啜る音が聞こえ無いし、いつもの高坂さんぽい雰囲気だ。
「そうだ、1つ経験したけどさ」
「何を?」
「分厚い綴じファイルの角で殴られると、マジで痛い」
「うわぁ…、それは痛いよ」
「仁のように手で殴られる方がマシだと思った」
「俺の恋人も元彼の頬を手で思いっきり叩いてたし、ファイルはちゃんとした使用目的で使わないとね」
「だろ?お、マンションが見えてきた」
高坂さんがハンドルを左に切り時間指定の駐車場に車を停め、この日は男2人でのお泊まり保育を楽しみ、近い未来に行われる男4人のお泊まり保育の約束を楽しみにした。