スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
◇それぞれの休日
今日は休日で、朝起きてクローゼットから洋服を幾つか取り出してコーデを考える。
葵とだったらいつものように歩くから長すぎない丈で良いけど、星野さん達はどんな服装で来るのかな?ワンピース1つでも印象が違うし、もっと女子力を磨きたいな。
スマホで自分の年齢✕ワンピースで検索して、この色の服があるからそれに合わせてみようと、手持ちの服を組み合わせて着替え、部屋を出て階段を降りて1階のお風呂場のドアを開けると、デニムにグレーのパーカーを着て洗面台で歯磨きをしている荒木さんがいた。
私はその隣に立って歯磨きをして、メイクをしていると荒木さんは歯ブラシの動きがゆっくりになり、磨き終わるとコップを持ってうがいをする。
「お出かけ?」
「はい。今日は星野さん達とS駅近くのカフェで集まって、“四つ葉の三姉妹のお茶会”をするんです」
私は手持ちのほんのりピンク色のリップを唇に塗って、お出かけのことを荒木さんに話す。
そう、今日は星野さんと九条さんと私の“四つ葉の三姉妹”(高坂専務が名付け親)で初めて集まって、カフェに行くということになっているのだ。
「九条さんが『“Focus”で取り上げたいお店で、1人だと仕事モードになるから、三姉妹で一緒に行きませんか?』ってグループメッセージが来て、星野さんは『私の“知り合い”が凄く甘い物が好きなので、そこのお店のクッキーの詰め合わせをお持ち帰りで買う予定です』って言ってました」
「九条さんはタウン情報部だから仕事も絡むし、星野さんも甘い物が好きなんだ」
「そうみたいですね。あ、でも、『“知り合い”の甘党には驚くばかりで、私は全然です』って言ってましたし、その“知り合い”の方の甘党ってどんだけ凄いんですかね?」
「……………まぁ、仕事とかで疲れてるから糖分補給をしたいのかも」
荒木さんはかなりの間を開けて答えるけど、確かに疲れたら甘い物は食べたくなるからそうだよね。
「“四つ葉の三姉妹のお茶会”が終わって帰る時に、連絡します」
「ああ。いってらっしゃい」
荒木さんは大きな右手で私の前髪を少し上げて、顔を近付けさせておでこに唇をあて、そっと離した。
「………行ってきます」
触れられたおでこにそっと自分の右手で触れながら、小声で答えてシェアハウスを出ていった。
葵とだったらいつものように歩くから長すぎない丈で良いけど、星野さん達はどんな服装で来るのかな?ワンピース1つでも印象が違うし、もっと女子力を磨きたいな。
スマホで自分の年齢✕ワンピースで検索して、この色の服があるからそれに合わせてみようと、手持ちの服を組み合わせて着替え、部屋を出て階段を降りて1階のお風呂場のドアを開けると、デニムにグレーのパーカーを着て洗面台で歯磨きをしている荒木さんがいた。
私はその隣に立って歯磨きをして、メイクをしていると荒木さんは歯ブラシの動きがゆっくりになり、磨き終わるとコップを持ってうがいをする。
「お出かけ?」
「はい。今日は星野さん達とS駅近くのカフェで集まって、“四つ葉の三姉妹のお茶会”をするんです」
私は手持ちのほんのりピンク色のリップを唇に塗って、お出かけのことを荒木さんに話す。
そう、今日は星野さんと九条さんと私の“四つ葉の三姉妹”(高坂専務が名付け親)で初めて集まって、カフェに行くということになっているのだ。
「九条さんが『“Focus”で取り上げたいお店で、1人だと仕事モードになるから、三姉妹で一緒に行きませんか?』ってグループメッセージが来て、星野さんは『私の“知り合い”が凄く甘い物が好きなので、そこのお店のクッキーの詰め合わせをお持ち帰りで買う予定です』って言ってました」
「九条さんはタウン情報部だから仕事も絡むし、星野さんも甘い物が好きなんだ」
「そうみたいですね。あ、でも、『“知り合い”の甘党には驚くばかりで、私は全然です』って言ってましたし、その“知り合い”の方の甘党ってどんだけ凄いんですかね?」
「……………まぁ、仕事とかで疲れてるから糖分補給をしたいのかも」
荒木さんはかなりの間を開けて答えるけど、確かに疲れたら甘い物は食べたくなるからそうだよね。
「“四つ葉の三姉妹のお茶会”が終わって帰る時に、連絡します」
「ああ。いってらっしゃい」
荒木さんは大きな右手で私の前髪を少し上げて、顔を近付けさせておでこに唇をあて、そっと離した。
「………行ってきます」
触れられたおでこにそっと自分の右手で触れながら、小声で答えてシェアハウスを出ていった。