スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
美味しいランチと飲み物で楽しいお茶会を終えて、今は3人でお店の持ち帰り用のショーケースを眺めている。
ケーキも有ればクッキーも沢山種類があって、迷うし、星野さんは持ち帰り用の箱を手に取って真剣にクッキーを選んでいた。
「九条さんはどれにしますか?」
「彼が抹茶が良いと言っていたのでそれと、彼と一緒に住んでいる身内の方にはこのほうじ茶にして、後は姫川編集長にこのお店のことをプレゼンする為にプレーンにします」
九条さんも持ち帰り用の箱を手に取って店員さんと話しながら決めていて、私もどうしようかな?荒木さんに“お茶会に行く”としか言ってないから、急に買っていったら好みの味じゃ無かったら嫌だし、ここは本人に聞こう、写真を撮ってそれをメッセージで送って相談しようっと。
「すいません、相手にも選んでほしいので写真を撮っても良いですか?」
「勿論良いですよ!こっちの角度から撮ると、全体が入ってわかりやすいです」
「ありがとうございます!」
親切な店員さんが写真のアングルまで教えてくれたお陰で色とりどりにクッキーを撮れて、2人にはスマホの画面で荒木さんの連絡先が見えないように離れた場所でメッセージを作って、荒木さんに送ると、直ぐ既読になった。
『苺と抹茶がいい』
シンプルな返事はいつもと変わらないなと思いながら、スマホのキーボードをタップする。
『俺も本屋で買い物しているから、シェアハウスに戻る時は連絡する』
『分かりました!』
『お茶会、楽しんで』
『はい!』
短めなやり取りをして、苺と抹茶か…、2つ入る分の箱を手に取って選び、それぞれお会計をしてお店を出た。
「星野さんの“知り合い”って甘い物が好きなんですか?」
「そうなんですよ。これはその“知り合い”とその妹さんの分を含めて買いました」
「その量を独り占めしたら流石に太るし、分けたほうが良いですよね」
「私もそう思って、帰宅したら先に妹さんから取ってもらうように、既に先手を取って妹さんに連絡済みです」
3人で笑い合い、本当にこのお出かけが楽しくてもっと過ごしたいな。
星野さんはバスで帰るので途中で別れ、九条さんと駅に向かいながら季刊の話で盛り上がる。
「ほんとに普段の雑誌の進行と同時に手掛けていたんで、徹夜したりで辛かったです」
「スポーツ部の皆さんも、私が季刊のことを尋ねたら顔を見合わせながら当時を振り返ってました。特に秋山先輩は水中撮影でずっとずぶ濡れで、カメラのパーツのメンテナンスが大変だったって言ってました」
「秋山君って私と同期なんですけど、ずっと編集部に残っていてくれて嬉しいです。水野くんも数少ない同期ですし、最初の頃は同期で飲みに行ってました」
九条さんが秋山先輩や水野先輩達との飲み会のエピソードを聞かせてくれて、あっという間に駅に着いた。
「今はスポーツ部が会議室に行っていて編集部が静かなので、戻ってきたら飲みに行こうと伝えて下さいね」
「伝えます」
それじゃあとホームに続く階段で九条さんと別れ、九条さん達に休刊のことを話せないのが心苦しい。休刊がなくなればあの編集部に戻れるし、頑張ろっと。
帰ったら荒木さんにクッキーを渡して、お茶会のことを話したい。
そういえば荒木さんも本屋に行くって言ってたからか休日を満喫してほしいなぁ。
ケーキも有ればクッキーも沢山種類があって、迷うし、星野さんは持ち帰り用の箱を手に取って真剣にクッキーを選んでいた。
「九条さんはどれにしますか?」
「彼が抹茶が良いと言っていたのでそれと、彼と一緒に住んでいる身内の方にはこのほうじ茶にして、後は姫川編集長にこのお店のことをプレゼンする為にプレーンにします」
九条さんも持ち帰り用の箱を手に取って店員さんと話しながら決めていて、私もどうしようかな?荒木さんに“お茶会に行く”としか言ってないから、急に買っていったら好みの味じゃ無かったら嫌だし、ここは本人に聞こう、写真を撮ってそれをメッセージで送って相談しようっと。
「すいません、相手にも選んでほしいので写真を撮っても良いですか?」
「勿論良いですよ!こっちの角度から撮ると、全体が入ってわかりやすいです」
「ありがとうございます!」
親切な店員さんが写真のアングルまで教えてくれたお陰で色とりどりにクッキーを撮れて、2人にはスマホの画面で荒木さんの連絡先が見えないように離れた場所でメッセージを作って、荒木さんに送ると、直ぐ既読になった。
『苺と抹茶がいい』
シンプルな返事はいつもと変わらないなと思いながら、スマホのキーボードをタップする。
『俺も本屋で買い物しているから、シェアハウスに戻る時は連絡する』
『分かりました!』
『お茶会、楽しんで』
『はい!』
短めなやり取りをして、苺と抹茶か…、2つ入る分の箱を手に取って選び、それぞれお会計をしてお店を出た。
「星野さんの“知り合い”って甘い物が好きなんですか?」
「そうなんですよ。これはその“知り合い”とその妹さんの分を含めて買いました」
「その量を独り占めしたら流石に太るし、分けたほうが良いですよね」
「私もそう思って、帰宅したら先に妹さんから取ってもらうように、既に先手を取って妹さんに連絡済みです」
3人で笑い合い、本当にこのお出かけが楽しくてもっと過ごしたいな。
星野さんはバスで帰るので途中で別れ、九条さんと駅に向かいながら季刊の話で盛り上がる。
「ほんとに普段の雑誌の進行と同時に手掛けていたんで、徹夜したりで辛かったです」
「スポーツ部の皆さんも、私が季刊のことを尋ねたら顔を見合わせながら当時を振り返ってました。特に秋山先輩は水中撮影でずっとずぶ濡れで、カメラのパーツのメンテナンスが大変だったって言ってました」
「秋山君って私と同期なんですけど、ずっと編集部に残っていてくれて嬉しいです。水野くんも数少ない同期ですし、最初の頃は同期で飲みに行ってました」
九条さんが秋山先輩や水野先輩達との飲み会のエピソードを聞かせてくれて、あっという間に駅に着いた。
「今はスポーツ部が会議室に行っていて編集部が静かなので、戻ってきたら飲みに行こうと伝えて下さいね」
「伝えます」
それじゃあとホームに続く階段で九条さんと別れ、九条さん達に休刊のことを話せないのが心苦しい。休刊がなくなればあの編集部に戻れるし、頑張ろっと。
帰ったら荒木さんにクッキーを渡して、お茶会のことを話したい。
そういえば荒木さんも本屋に行くって言ってたからか休日を満喫してほしいなぁ。