スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
姫川編集長が総務課の中に入ってまた出てきて、手には鍵がある。
「椅子が足りねぇから会議室の椅子を借りるぞ」
4人で3階に上がって姫川編集長が私達が使っている会議室ではない別の会議室のドアを鍵で使って開けて、そこから私も椅子を持ち運んで専務室に入る。
高坂専務は自分の席にドカっと座り、机の上には私と同じおむすびがあった。
それぞれ椅子に座って頂きますをし、ツナをパクリと食べると、コンビニのおにぎりって独特な味がするなぁ。
シェアハウスだと雑炊だったりスープを食べたり出来るし、最近は荒木さんと一緒にご飯を食べー…、いけない、いけない、荒木さんが浮かんできちゃって顔を左右に振って意識をかえる。
「そんな顔でご飯を食べても元気が出ないよ?」
水瀬編集長がそう言うと野菜ジュースをゴクリと飲み、姫川編集長はおにぎりをバクって食べる。
「どうへ荒木に何はひわれたんだろ」
「食べながら話すのは行儀が悪いって」
姫川編集長が食べながら話してると、水瀬編集長が苦笑しながら突っ込み、姫川編集長はゴクッと飲み込んだ。
「ガキの悩みなんざ小さいことだろ」
そうなのかな?と思いながらツナおにぎりをまたパクっと食べて、緑茶を飲む。
「話しをするだけでもスッキリするし、仁に何か言われたんでしょ?」
「実はー…」
やっぱ水瀬編集長って優しいな、少し話しても良いかな?シェアハウスで話した事は伏せて、自分の部屋で電話で話された体で経緯を話すと、高坂専務達は顔を見合わせてはぁ…と溜め息を吐いた。
「確かに自分の我儘であれもこれもって言うのは、理解が出来ます。折角四つ葉に入ったからこそ、先輩達や荒木編集長に追いつきたいんです」
「倒れたら意味ねぇし、俺は荒木に賛成だ」
「俺もかな。仁はきちんと宝条さんの事を心配しているよ」
姫川編集長と水瀬編集長は荒木さん側の気持ちでいて、でもとまだ悶々としていると水瀬編集長が私の方に顔を向ける。
「今から話すのは九条がタウン情報部に異動した時になるんだけど、九条もね宝条さんの様に必死に追いつこうと遅くまで残ってたりしていたんだ。それを見ていた姫川が帰らせる様に言って、本人は納得していなかったけど、無理やり帰らせたんだよね」
「あんな状態で原稿を書かれても、ろくな文章なんて書けねぇよ」
姫川編集長がブスッとしながら缶珈琲を飲む。
「九条も最初は渋っていたけど、俺が仁が編集長になりたてになった時にふらふらの社員に書かせた原稿がものすごく出来が悪かった事を話して、そこからはあまり残業をせずになったんだっけ?」
「ああ。九条も自分のペースを守るようになったし、残業をしても電車がある内に帰らせてる」
そうなんだ、九条さんも私の様に必死に追いつこうとしていたけど、自分のペースを保とうとしているんだ。
「大分前のことだし仁が覚えているか分からないけど、今回の入院で仁が宝条さんの事を心配していたと思うし、自分の限界を知ることは必要だよ」
「………」
水瀬編集長が論す様に私に言い、高坂専務は烏龍をぐびっと飲むと私に顔を向ける。
「昨日さ、仁と話しをしていて仁は取材や見学を出来るように頼んでいたけど、俺が『1人1人に合ったペースでいかないと、いずれ体調不良じゃなくて心も壊れるぞ』って言ったんだ」
高坂専務は烏龍のペットボトルを飲み切ると、ゴミ箱に捨てる。
「最初は仁も納得がしていなかったけど、俺が『良いメンバーがいるんだから、大事にしよう』って言ったら最後は納得してたよ」
高坂専務がニコッと微笑む。
「椅子が足りねぇから会議室の椅子を借りるぞ」
4人で3階に上がって姫川編集長が私達が使っている会議室ではない別の会議室のドアを鍵で使って開けて、そこから私も椅子を持ち運んで専務室に入る。
高坂専務は自分の席にドカっと座り、机の上には私と同じおむすびがあった。
それぞれ椅子に座って頂きますをし、ツナをパクリと食べると、コンビニのおにぎりって独特な味がするなぁ。
シェアハウスだと雑炊だったりスープを食べたり出来るし、最近は荒木さんと一緒にご飯を食べー…、いけない、いけない、荒木さんが浮かんできちゃって顔を左右に振って意識をかえる。
「そんな顔でご飯を食べても元気が出ないよ?」
水瀬編集長がそう言うと野菜ジュースをゴクリと飲み、姫川編集長はおにぎりをバクって食べる。
「どうへ荒木に何はひわれたんだろ」
「食べながら話すのは行儀が悪いって」
姫川編集長が食べながら話してると、水瀬編集長が苦笑しながら突っ込み、姫川編集長はゴクッと飲み込んだ。
「ガキの悩みなんざ小さいことだろ」
そうなのかな?と思いながらツナおにぎりをまたパクっと食べて、緑茶を飲む。
「話しをするだけでもスッキリするし、仁に何か言われたんでしょ?」
「実はー…」
やっぱ水瀬編集長って優しいな、少し話しても良いかな?シェアハウスで話した事は伏せて、自分の部屋で電話で話された体で経緯を話すと、高坂専務達は顔を見合わせてはぁ…と溜め息を吐いた。
「確かに自分の我儘であれもこれもって言うのは、理解が出来ます。折角四つ葉に入ったからこそ、先輩達や荒木編集長に追いつきたいんです」
「倒れたら意味ねぇし、俺は荒木に賛成だ」
「俺もかな。仁はきちんと宝条さんの事を心配しているよ」
姫川編集長と水瀬編集長は荒木さん側の気持ちでいて、でもとまだ悶々としていると水瀬編集長が私の方に顔を向ける。
「今から話すのは九条がタウン情報部に異動した時になるんだけど、九条もね宝条さんの様に必死に追いつこうと遅くまで残ってたりしていたんだ。それを見ていた姫川が帰らせる様に言って、本人は納得していなかったけど、無理やり帰らせたんだよね」
「あんな状態で原稿を書かれても、ろくな文章なんて書けねぇよ」
姫川編集長がブスッとしながら缶珈琲を飲む。
「九条も最初は渋っていたけど、俺が仁が編集長になりたてになった時にふらふらの社員に書かせた原稿がものすごく出来が悪かった事を話して、そこからはあまり残業をせずになったんだっけ?」
「ああ。九条も自分のペースを守るようになったし、残業をしても電車がある内に帰らせてる」
そうなんだ、九条さんも私の様に必死に追いつこうとしていたけど、自分のペースを保とうとしているんだ。
「大分前のことだし仁が覚えているか分からないけど、今回の入院で仁が宝条さんの事を心配していたと思うし、自分の限界を知ることは必要だよ」
「………」
水瀬編集長が論す様に私に言い、高坂専務は烏龍をぐびっと飲むと私に顔を向ける。
「昨日さ、仁と話しをしていて仁は取材や見学を出来るように頼んでいたけど、俺が『1人1人に合ったペースでいかないと、いずれ体調不良じゃなくて心も壊れるぞ』って言ったんだ」
高坂専務は烏龍のペットボトルを飲み切ると、ゴミ箱に捨てる。
「最初は仁も納得がしていなかったけど、俺が『良いメンバーがいるんだから、大事にしよう』って言ったら最後は納得してたよ」
高坂専務がニコッと微笑む。