スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
side宝条真琴
仁さんに信じてくれないのがショックで、バックを持ってシェアハウスを飛び出し、スマホの電源を切って暗闇の中をとぼとぼと歩く。
大好きな人に信じてもらえないことがこんなにも辛くて、誰かに話を聞いてもらいたい。
三姉妹の星野さん達には仁さんの名前を出せないから、思いついたのは一美さんで、いきなり電話しても大丈夫かな?
スマホの電源を入れ直して一度メッセージで電話しても良いか尋ねると、着信でかかってきたので通話ボタンを押した。
「も、もしもし…」
『今晩は。どうしたの?』
「………」
話そうとするも上手く出来なくて、鼻を啜る。
『ちょっとだけ待ってて。煩い!大事な電話をしてるのー…今外に来たから誰にも聞かれないわ』
「誰かと一緒ですか?」
『ううん。気にしないで』
「…がとう…ございま…す」
『仁と何かあった?』
何かあったと言う前に、私と仁さんのことを伝えなきゃ。
「えっと…実は仁さんとー…」
私は一美さんに仁さんとお付き合いしている事を伝え、そしてここ最近の出来事をぽつぽつと話し、芹澤に対して同級生として見ているのに仁さんに疑われて信じて貰えないことにショックを受けたことを話した。
『そっか…、好きな人に信じて貰えないのは辛いよね』
「はい。芹澤にはアナウンサーとして頑張っているなって、応援しているだけなんです」
『う〜ん、その逆で、もし仁が四つ葉の人とかスポーツ関係で女性と話してたり連絡を取り合っているのを見たら宝条さんはどう?』
一美さんにそう言われ、仁さんと私を入れ替えて見ると、仁さんは四つ葉の女性社員や取材先の女性からも凄く人気で、その姿を見たりすると、あ…、そうか…。
「私、相手の…仁さんの気持ちが見えてなかったです」
『人を好きになると色んなことを経験するわ。この経験もいつか笑い話になるし、とりあえず仁に可愛い妹を泣かせんじゃないわよって左手をお見舞いしてくるわ』
一美さんは笑いながら言う。
「一美さん、ありがとうございます」
『ううん。ショックを受けるのは当たり前で、仁とどうしたいかは少しづつ時間をかけて良いわ』
「はい…」
『それと…、仁を好きになってくれてありがとう。こんな可愛い妹が出来るの、お姉ちゃんは嬉しい』
“可愛い妹”…、そう言われると擽ったいな。
「私も一美さんがお姉ちゃんになってくれるの、嬉しいです」
『あら?それって将来仁と結婚するって意味を込めてるって事で良い?』
「え?ええ?」
私と仁さんがけ、けけk、結婚?!顔が一気にボンっと赤くなっていると、電話口で一美さんが笑っている。
「えっと…そのー…」
『ふふっ。まぁ仁はきちんと将来を考えて進むから大丈夫よ。でも本当にそうなったら嬉しいわ』
「………はい!」
『うん、いい返事ー…って、だ~か~ら~大事な話をしてるから向こうに行ってよ。シッシッ!!』
「すいません、一緒にいる人がいたのに電話をして」
『ううん。可愛い妹の為ならお姉ちゃんはいつでも駆けつけるし、泣かせた弟が一番悪いのよ。仁に迎えに行かせるから、宝条さんは何処にいるの?』
「えっとシェアハウスを出て、その辺りをうろうろと」
『周りは暗いし、シェアハウスの最寄り駅近くのファストフードにいて』
「分かりました。ありがとうございます」
電話を切り、一美さんと色々話を聞いてもらえて良かったな。私って何にも仁さんの事を見ていなかったな…、なのに食べ物まで投げちゃった。
駅前のファストフードに入って、温かいラテを飲み、少しぼうっとしながら外を眺め、スマホに仁さんからの電話がかかってきて、こっちに来るといい電話を終える。
少し緊張しちゃうな…、でも仁さんの気持ちを見ようとしなかった私も悪いし、そこは時間をかけても歩み寄らなきゃ。
一口ラテを飲んでいたら、ファストフードの扉が開いた。
仁さんに信じてくれないのがショックで、バックを持ってシェアハウスを飛び出し、スマホの電源を切って暗闇の中をとぼとぼと歩く。
大好きな人に信じてもらえないことがこんなにも辛くて、誰かに話を聞いてもらいたい。
三姉妹の星野さん達には仁さんの名前を出せないから、思いついたのは一美さんで、いきなり電話しても大丈夫かな?
スマホの電源を入れ直して一度メッセージで電話しても良いか尋ねると、着信でかかってきたので通話ボタンを押した。
「も、もしもし…」
『今晩は。どうしたの?』
「………」
話そうとするも上手く出来なくて、鼻を啜る。
『ちょっとだけ待ってて。煩い!大事な電話をしてるのー…今外に来たから誰にも聞かれないわ』
「誰かと一緒ですか?」
『ううん。気にしないで』
「…がとう…ございま…す」
『仁と何かあった?』
何かあったと言う前に、私と仁さんのことを伝えなきゃ。
「えっと…実は仁さんとー…」
私は一美さんに仁さんとお付き合いしている事を伝え、そしてここ最近の出来事をぽつぽつと話し、芹澤に対して同級生として見ているのに仁さんに疑われて信じて貰えないことにショックを受けたことを話した。
『そっか…、好きな人に信じて貰えないのは辛いよね』
「はい。芹澤にはアナウンサーとして頑張っているなって、応援しているだけなんです」
『う〜ん、その逆で、もし仁が四つ葉の人とかスポーツ関係で女性と話してたり連絡を取り合っているのを見たら宝条さんはどう?』
一美さんにそう言われ、仁さんと私を入れ替えて見ると、仁さんは四つ葉の女性社員や取材先の女性からも凄く人気で、その姿を見たりすると、あ…、そうか…。
「私、相手の…仁さんの気持ちが見えてなかったです」
『人を好きになると色んなことを経験するわ。この経験もいつか笑い話になるし、とりあえず仁に可愛い妹を泣かせんじゃないわよって左手をお見舞いしてくるわ』
一美さんは笑いながら言う。
「一美さん、ありがとうございます」
『ううん。ショックを受けるのは当たり前で、仁とどうしたいかは少しづつ時間をかけて良いわ』
「はい…」
『それと…、仁を好きになってくれてありがとう。こんな可愛い妹が出来るの、お姉ちゃんは嬉しい』
“可愛い妹”…、そう言われると擽ったいな。
「私も一美さんがお姉ちゃんになってくれるの、嬉しいです」
『あら?それって将来仁と結婚するって意味を込めてるって事で良い?』
「え?ええ?」
私と仁さんがけ、けけk、結婚?!顔が一気にボンっと赤くなっていると、電話口で一美さんが笑っている。
「えっと…そのー…」
『ふふっ。まぁ仁はきちんと将来を考えて進むから大丈夫よ。でも本当にそうなったら嬉しいわ』
「………はい!」
『うん、いい返事ー…って、だ~か~ら~大事な話をしてるから向こうに行ってよ。シッシッ!!』
「すいません、一緒にいる人がいたのに電話をして」
『ううん。可愛い妹の為ならお姉ちゃんはいつでも駆けつけるし、泣かせた弟が一番悪いのよ。仁に迎えに行かせるから、宝条さんは何処にいるの?』
「えっとシェアハウスを出て、その辺りをうろうろと」
『周りは暗いし、シェアハウスの最寄り駅近くのファストフードにいて』
「分かりました。ありがとうございます」
電話を切り、一美さんと色々話を聞いてもらえて良かったな。私って何にも仁さんの事を見ていなかったな…、なのに食べ物まで投げちゃった。
駅前のファストフードに入って、温かいラテを飲み、少しぼうっとしながら外を眺め、スマホに仁さんからの電話がかかってきて、こっちに来るといい電話を終える。
少し緊張しちゃうな…、でも仁さんの気持ちを見ようとしなかった私も悪いし、そこは時間をかけても歩み寄らなきゃ。
一口ラテを飲んでいたら、ファストフードの扉が開いた。