スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
リビングで真琴と話しを続けていると、真琴が小さく欠伸をしたので腕時計を見たら日付はとっくに超えていて、今日はもう就寝しようと決めた。
「真琴は自分の部屋に戻る?」
「ここで仁さんと過ごしたいです」
真琴がシルバーのクッションを抱きしめている右手を伸ばして、俺の白シャツの裾をギュッと握る。
「良いよ。俺もそうしたい」
一旦お互い自分の部屋に戻って就寝用のスウェットに着替え、和室から掛け布団を持ってきて、1階に降りてリビングに入り、ローテーブルを動かしていると真琴もリビングに入ってきて一緒に寝る準備を始めた。
「喉が渇いたな」
真琴がキッチンに行き、冷蔵庫を開けるとあっと言う声が聞こえ、冷蔵庫からレジ袋を取り出し、中身を見た。
「凄くグチャグチャになっちゃいましたね」
「全力で投げられたから」
「す、すいません。食べ物を粗末にしてしまいました」
真琴がレジ袋から潰れたシュークリームの袋を取り出し、食器棚からスプーンとお皿を取って、袋を破ってシュークリームをお皿に乗せた。
「責任取って、食べます」
「1人じゃ多いから、俺も食べる」
俺も食器棚からスプーンを取って、キッチンのシンクにお皿を置いて、2人で一匙掬ってバクッと食べる。
「こんな時間に甘い物を食べるなんて、実家だったらお母さんに怒られちゃいます」
「そうなの?」
「早く寝なさい!って言われますし、やっと1人暮らしというか自分のペースでご飯が食べられるのって嬉しいです」
真琴は一匙掬ってバクッと食べ、うんうんと頷いていると、なんだろう、口元にクリームが付くのは通常モードなのか?
俺は右手の親指で真琴の口元に付いたクリームを拭って、自分の口に含んでいたら、真琴が目を見開いてスプーンを落としそうになる。
「危ない」
「だって仁さんが急に口元を拭うからですよ!」
「口元にクリームが付いていたから」
俺は冷静に返して、またシュークリームを一匙掬って食べると、真琴が俺の体を軽く叩く。
「痛い」
「仁さんが悪いんです!」
真琴はムスッとしながらシュークリームを食べ、俺はフッと笑い、さっきまではしんみりとしていたのに、少しづつ元の様になってきた。
お互い歯を磨いてリビングに戻り、掛け布団を捲って中に入りはしたけど、俺の左側で横になっている真琴は少し俺との距離を開ける。
「もっと側に来ないの?」
「う〜」
まだ色々思う所もあるよな…、それは仕方ないか。
「仁さんが初めての彼氏なんで、今回の場合、気持ちの切り替えをどうやってすれば良いかなって」
“初めての彼氏”…、なんだろう、そう言われるとむず痒い。真琴が俺の事をそう言うけれど、俺だってこんなにも好きになったり色んな感情を持ったのは真琴が初めてで、こんな歳でそう想う人に出会えるなんて思いもしなかった。
今は目の前で気持ちが不安定な真琴を安心させたいのが一番で、俺は右手を差し出す。
「おいで」
「………」
真琴は黙って頷いて距離を縮め、俺は左腕を真琴の首元に差し込んで腕枕し、右手を真琴の背中に回して背中を優しく叩くと、真琴は俺の胸元に顔を埋める。
「今は“こう”しよう」
「はい…」
俺は真琴が寝るまでずっと背中を優しく叩いた。
「真琴は自分の部屋に戻る?」
「ここで仁さんと過ごしたいです」
真琴がシルバーのクッションを抱きしめている右手を伸ばして、俺の白シャツの裾をギュッと握る。
「良いよ。俺もそうしたい」
一旦お互い自分の部屋に戻って就寝用のスウェットに着替え、和室から掛け布団を持ってきて、1階に降りてリビングに入り、ローテーブルを動かしていると真琴もリビングに入ってきて一緒に寝る準備を始めた。
「喉が渇いたな」
真琴がキッチンに行き、冷蔵庫を開けるとあっと言う声が聞こえ、冷蔵庫からレジ袋を取り出し、中身を見た。
「凄くグチャグチャになっちゃいましたね」
「全力で投げられたから」
「す、すいません。食べ物を粗末にしてしまいました」
真琴がレジ袋から潰れたシュークリームの袋を取り出し、食器棚からスプーンとお皿を取って、袋を破ってシュークリームをお皿に乗せた。
「責任取って、食べます」
「1人じゃ多いから、俺も食べる」
俺も食器棚からスプーンを取って、キッチンのシンクにお皿を置いて、2人で一匙掬ってバクッと食べる。
「こんな時間に甘い物を食べるなんて、実家だったらお母さんに怒られちゃいます」
「そうなの?」
「早く寝なさい!って言われますし、やっと1人暮らしというか自分のペースでご飯が食べられるのって嬉しいです」
真琴は一匙掬ってバクッと食べ、うんうんと頷いていると、なんだろう、口元にクリームが付くのは通常モードなのか?
俺は右手の親指で真琴の口元に付いたクリームを拭って、自分の口に含んでいたら、真琴が目を見開いてスプーンを落としそうになる。
「危ない」
「だって仁さんが急に口元を拭うからですよ!」
「口元にクリームが付いていたから」
俺は冷静に返して、またシュークリームを一匙掬って食べると、真琴が俺の体を軽く叩く。
「痛い」
「仁さんが悪いんです!」
真琴はムスッとしながらシュークリームを食べ、俺はフッと笑い、さっきまではしんみりとしていたのに、少しづつ元の様になってきた。
お互い歯を磨いてリビングに戻り、掛け布団を捲って中に入りはしたけど、俺の左側で横になっている真琴は少し俺との距離を開ける。
「もっと側に来ないの?」
「う〜」
まだ色々思う所もあるよな…、それは仕方ないか。
「仁さんが初めての彼氏なんで、今回の場合、気持ちの切り替えをどうやってすれば良いかなって」
“初めての彼氏”…、なんだろう、そう言われるとむず痒い。真琴が俺の事をそう言うけれど、俺だってこんなにも好きになったり色んな感情を持ったのは真琴が初めてで、こんな歳でそう想う人に出会えるなんて思いもしなかった。
今は目の前で気持ちが不安定な真琴を安心させたいのが一番で、俺は右手を差し出す。
「おいで」
「………」
真琴は黙って頷いて距離を縮め、俺は左腕を真琴の首元に差し込んで腕枕し、右手を真琴の背中に回して背中を優しく叩くと、真琴は俺の胸元に顔を埋める。
「今は“こう”しよう」
「はい…」
俺は真琴が寝るまでずっと背中を優しく叩いた。