雲の隙間の青空

気付いた気持ち











「はっくしゅんっ!」





「大丈夫?病院行く?」





「ねてれば治るからいいよ。」





「そう?じゃあお母さんは仕事だから行くけど何かあったら電話しなさいね」





「わかった。」





あれから私は風邪をひいてしまった。





雨にぬれたのがまずかったんだと思う。





私は目を閉じた。





「千歳?」





ぱちっと目を開ける。





「隼人」





隼人は私のベッドに腰かけていた。





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