【短編】 過多想い
追いかけなきゃ


なのに、俺の足は動かせれない


ううん

体自体が動かないんだ



まるで足に根が生えたように






ようやく動けるようになって

追いかけたけど

どこにも心愛の姿がない







恥ずかしがらずに一度だけでも

好きって言えば良かった



このまま別れたら後悔する



俺は心愛を探しまくった


別れたくない


そう言おう





心愛の家まで行くと

心愛の部屋の電気が着いてた



携帯を取り出すけど


もし出てくれなかったら?



いや…もう着拒否になってっかも


そう思うとかけれねー


インターフォン鳴らす?


だけど何て挨拶する?




どうする事も出来ず

俺はそのまま家路を戻るしかなかった

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