恋の禁断症状

光の残像が視える

目をつぶるとそれ以外なにも見えなくなるから余計に胸がどきどきしてきた

先輩は鼻が当たらないように顔の角度を何度も変えながらキスの嵐

ピアノから落ちないようにわたしの腰をしっかりと優しく支えてくれている

「まなかちゃんは、やわらかい…優しい匂いがするね。いい匂い」


< 111 / 500 >

この作品をシェア

pagetop