恋の禁断症状

「マナのことが好きなんだ、まさふみ先輩の次でいいから愛して欲しいよ。マナをずっと好きでいたいから……大切にする」

わたしの渇いた心に一滴の雨を

出来ることならまだ春の雨を降らせて下さい

わたしの気持ちはまだ生ぬるくてわがままで

霧雨のような優しい雨に打たれていたい

「…かずゆき、指きりしたこと覚えてる?わたしが先輩に初めて抱かれた日の約束…」


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