恋の禁断症状

***






しばらくして先輩が部屋にあがってきた

「大丈夫?ものすんごくしんどそう」

先輩の額とわたしの額に手を当てて熱があるかどうかみてみる

「熱はかってみた?」

「はい、朝はかったら38度ありました」

「病院行こう、今日の当番医はどこだろ?新聞か広報誌ある?あと保険証も用意して」

今月の広報誌を見ると近所の内科が本日当番になっていた

保険証と上着を用意すると自転車に飛び乗った

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