恋の禁断症状

乾いた音が響いた

パチン。

まさふみ先輩が妹のもも子の頬をぶったのだった

先輩の見事な行動に目を見開き凝視してしまった

「……痛いっ」

「人に迷惑をかけておいて、なんだよその態度は」

「ま、まぁまぁ、先輩おさえて」

僕は仲裁に入ると、早く授業に戻ることを促した


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