不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上


リンリンさえ話してくれれば……



族にはみんな過去を抱えてる奴がほとんどだから余計無理に聞くようなことはしたくない。


けど、今回はリンリンを救うために必要なことなんだ。





あーーー!もどかしい!!!



きっとみんな同じことを考えてるに違いない。



「俺、リンリンの誕生日さえわからねぇ…」
「タイムリミットができちまった…」
「わからねぇことが多すぎるよ…」
「これじゃあ、範囲わかんなくてテスト対策できねぇと一緒だ」


なんて下っ端たちがボソボソを呟き出す。


おい、最後の誰だ。
こんなシリアスな場面で上手いこと言う奴は。







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