君が教えてくれた事
俺の手を握って、ポロポロと涙を流しながら・・・
でも強い目をしていた。
「歩太、運命は信じるものだよ。私は、歩太と出逢えた事は、運命だって信じてる。
でも、歩太が経験した過去は、運命なんかじゃないっ!そんなの信じない!
歩太が辛い思いをしなくても、私達が運命で結ばれているなら、ちゃんと出逢えてた!
歩太?歩太は、幸せなる権利を持って生まれてきたんだよ?辛い過去を乗り越えた歩太には、幸せがいっぱい待ってるんだよ?だから、自分の過去を恥ずかしがらないで?歩太は、強くて、優しい子だよ。私は歩太の全部が大好きだよ。大好きなんだよ?」
逸らされる事なく、まっすぐ見つめるリカの目には、愛が溢れている。
俺の全てを包み込んでくれる、大きくて、優しい愛。
「リカ・・・ありがとう。お前に出逢えて良かった。」
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