命の源
私はずっと信じてた。




きっと雄介は私を好きになってくれる。




何の根拠も無いけどさ




雄介は、いつも私に優しかったから




だから勘違いしちゃったんだ。




雄介は、誰にでも優しい人なのにね。




あの時痛みが今でも消えない。




雄介が優にキスしてるのを見た時、私は今まで生きてきた中で一番苦しかったんだよ?




「雄介、何で優にキスなんかしたの?」




私は必死になって雄介に問い詰めたよね。




「優が好きだから」




雄介はそう言った。




この時から私の世界に、暗闇が広がった。




いつの間にか生まれた愛は、身勝手に重くなり私を動けなくした。
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