命の源
「・・で、実際問題集何ページやれたの?」




私は、雄介を冷めた目で見た。




私の悪いクセは自分が頑張っている時、頑張れない人の気持ちを理解してやれないことだ。




「・・3ページ」




私の冷たい問い掛けに雄介は、涙目で答えた。




普段の雄介なら、某芸人のネタをぱくって馬鹿っぽく3のイントネーションを変える位する。




真面目に答える雄介は、相当へこんでいるのであろう。




「あ〜俺、マジでどうしよう?このままじゃやばいよ〜」




雄介がいつものように騒ぎだす。




本当、感情表現の激しいやつ。




「・・どんまい」




私は雄介の肩を叩いた。
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