We know











「…翔?」


怪訝な顔の優奈に覗きこまれ、我に返る。


「…なに?」


「ボーっとしちゃって…。どうしたの?」


「…いや、大丈夫。」


俺の返事に変なの、と言って料理を食べる優奈。


過去のことを考えている間に、いつの間にか披露宴になっていた。


司会は亮二。


今は優奈の友達がスピーチをしている。


「ね、翔。次って…」


「…うん、そう。あいつ。」


「忙しいのによく来てくれたね!楽しみ♩みんなびっくりするだろうなあ…」


クスクスしている彼女にフッと笑い、会場の外で待っているであろうあいつを待つ。







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